俺の肝臓はそろそろダメかもしれない
肝臓が喋った!
肝臓は沈黙の臓器であるというのは有名な話だが、実際は突然動かなくなるというわけではなく、徐々に具合が悪くなっていったり、身体に不調が現れたりしたところで病院受診し原因が肝臓であると判明することが多い。
そのときにはだいぶ悪くなっているからセーフではないにせよ、動いていれば問題はない。
俺の肝臓はそろそろダメかもしれない。
去年、新型コロナウイルスの後遺症に悩んで病院受診したときの話は前に書いた。
造影剤CTを撮り、腸を見てもらうはずが肝臓を注意された話だ。
脂肪肝ではない要因で謎に腫れていて、このままだと30代で酒が飲めなくなると言われた。
それからは毎日シリマリンとマルチビタミンを飲みアルコールの消化能力を助けようとしてきた。
けれども仕事が始まり、状況はどんどんと悪くなってきた。
介護現場では感染症予防のため何度も手を洗う。
介助に当たる際は使い捨ての手袋が必須だし、清掃作業には塩素系漂白剤を使う。
手が荒れてきた。
最初のうちは「労働者の手になってきた」と喜んでいたのだが、だんだんと皮膚が剥がれ落ち組織が露出し、浸出液が常時漏れ出すようになってしまった。
昨日の夜勤中、とうとう我慢できなくなり朝方施設の看護師に軟膏を塗って貰いに行った。
「リンデロンかマイザーかダイアコートかデルモベートください。手が痛いです」
「見せて。これは肝臓が悪いわ」
薄々分かっていたことだが、改めて指摘されるとショックである。
今までは化粧水と乳液を塗ることでごまかしてきたが、いよいよどうにもならなくなってきた肌。
ビーソフテンを塗ると赤く腫れる。
結局今日皮膚科に行ってデルモベートを貰ってきた。
ステロイド軟膏の強いやつで、塗るとかゆみ、痛みが30秒で消え失せる。
しかし肝臓が悪い場合軟膏で皮膚を治すのは対症療法に過ぎず、根本的な問題は解決しない。
だから肝臓にチートをかけることにした。
酒が問題であるならば、酒の処理能力を上げればいいのだ。
そうするとどうなる?
飲んでいるサプリメントの数が膨大になる。
ちなみにサプリメントも肝臓で処理されるものが多いため、飲みすぎると肝臓に悪いらしい。
俺ももうおっちゃんになるのだから、無茶な飲み方は控えたい。
昼から飲んではダメ。昼から飲んでいる日の夕方に飲みに誘われても行ってはダメ。
夜勤明けに飲んで、夜目覚めたときに飲み直してはダメ。
休肝日を作る。ハイボールは薄く作る。
サプリメントについて
効く効かないに個人差はあるし、アレルギーがある人は注意して飲むべきだが、シリマリンとビタミンに関してはマジで飲酒後の負担を軽減してくれている。
もともとあまり二日酔いにならない質だが、このふたつを飲み始めてから朝目覚めるときのスッキリ度が違う。
ライナス・ポーリングのビタミン万能論には賛否両論あるが、少なくとも偏食家で飲兵衛の俺には必須の栄養素だといえる。
以前は鮫肝油も試してみたが、あまり効果が実感できなかったので1瓶飲みきってやめた。
カルシウムも必要性があまりわからずやめた。
フィッシュオイルも何に効いているのかわからないからたぶんやめる。
ヘパリーゼに効果があった場合はまた記事にしようと思う。