自転車乗ってたら本当に体力つくのか?
本当は街道を走りたいが
晴れたので午前中に運動がてらサイクリングに行ってきた。
目的地もコースも何も決めずに出発。
風が強かったので山には行かず河川敷を行くことにした。
本当は街道を飽きるまで漕いでいって、疲れたらそのへんにある店で休憩して帰ってくるということをしてみたい。
今俺の街のいたるところで大型トラックが行き交っている。
リニアのトンネルを掘っているからだ。
狭い道を何十台ものトラックが通る。途切れることはない。土日以外は常に走り回っている。
横を自転車で通るなど自殺行為である。
一本や二本ではなく何十本ものトンネルを掘っているのだから、それに関わる重機の数も半端ないはずだ。
これが我が県だけでなく日本のいたるところで行われているのだから、なるほど経済効果的には素晴らしいのだろう。
しかし街道を封じられた俺が行ける場所は山か川しかなくなった。
かくして俺は川に向かったのである。
MONGOOSEのグラベルロードにはデフォルトでバッグがついている。
今日は暑かったのでさすがに飲み物を携帯していった。
タバコと500mlペットボトル、財布、スマホがギリギリ入る大きさ。
これがマジで重宝する。
他にもバッグを取り付けるためのダボ穴が開いているけれど、今のところコレ以上に荷物を増やす予定がないのでデフォルトのバッグがちょうどいい。
人気のない河川敷を目的もなくただひたすら進んでいく。
この雲がいいと思わないか。
日勤で仕事に行くときに、空が晴れていると「仕事してる場合じゃないよな」と思う。
なかなか映えるよこの自転車。
あんまり乗っている人がいないから褒めている記事も見当たらないけれど、少なくとも俺は気に入っている。
結局のところ自転車のエンジンは乗っている人間なので、いい自転車になるかどうかは乗っている人次第なところがある。
自転車に乗ることで体力つくかどうか?
なんとなく1時間くらい走ろうかなと思い出かけた。
帰ってきてから走った距離をGoogle マップで見てみると、だいたい往復で10kmだった。
Chat GPTに訊いてみたら進次郎構文が返ってきた。
一般的に、自転車趣味を始めるのは40代くらいになってからだという。
主な動機は、健康診断で引っかかり運動不足を指摘されたから。
もちろんそれ以外の人もいるが、体力づくりや運動目的で始める人が大半だろう。
だから自転車は運動になるはずだ。
しかし俺の場合一向に体力がついてきた気配がない。
1時間走ってガチで疲れた。
この前も自転車で軽く山道を登って次の日筋肉痛になった。筋肉痛というか普通に一日具合が悪かった。
今までに乗った最高距離は往復50kmだった。
一番きつかったのは3.5km 標高差200mの勾配だった。というかこれは2度チャレンジして2度とも無理で手押しした。マジで無理だったから、これから先俺がどれだけ筋骨隆々体力マンになったとしても無理だと思う。
ちなみに普通はこの程度の坂は楽な部類らしい。
まぁ毎日トレーニングのために乗ったりはしていないからと言い訳しつつ、普段乗り程度じゃ体力はつかないだろうなという結論に至る。