夜勤前は体調を万全に整えなければならない
体調を万全に整える
多いのかどうかわからないが、俺は夜勤が月に7回ほどある。
うち5回が16時間夜勤だ。
16時間起きていて仕事をするというのは、たとえ夜勤中に何もなくても過酷なものである。
最大限休養に努めて臨んだとしても、終わるころにはだいぶ疲弊している。
暇な夜勤でも仕事は仕事。疲れないということは絶対にない。
だからこそ体調は万全にしておかなければならない。
chat GPTに夜勤前の過ごし方を聞くと、必要な物品や手順等は事前に準備しておき、直前にバタバタしないとあった。
今日の夜勤で必要なものは特になかったが、AIの言う通りに過ごそうと思い上の画像を作った。
トイレを示す掲示物がヨレヨレで剥がれかけており、新しくしようと思ったからだ。
十分に睡眠をとっておくとも返ってきた。
昨日は午後10時半から午前11時まで寝ていた。
途中断片的に目覚めたりはしたけれど、2度寝3度寝4度寝を繰り返しAIの指示を実行。
夜勤中に眠くならないためには? という質問には「ストレッチをすること」と返ってきた。
上半身をまげて反る運動、肩甲骨をひらく動作、脚のストレッチが有効なのだという。
今現在夜勤中なので11時頃になったら試そうと思う。
そして午前2時台にモンスターエナジーを飲み過酷な業務へと向かう。
そう、夜勤の何が辛いかというと過酷な業務が後半戦に集中していることだ。
夜勤前にどれだけ休息と栄養をとり目力バキバキにしていったところで、力を発揮しなければならないのはその効果が切れたあとなのだ。
夜勤者のメイン業務は午前3時頃から始まる。
利用者全員の排泄介助を行い、早番が来る前に離床を済ませ、洗顔整髪をし、朝食が運ばれてきたときに食べるだけでいい状態にセッティングを行う。そして朝食を介助したあと食休みのため利用者を寝かせる。
その後朝の排泄介助を行い、それが終わるとまた離床。ここで退勤時間となる。
認知症相手にイライラせず、ゆっくりとした物言いで接し、落ち着かない時には傾聴で対応する。コンディションが万全であれば誰でもできる仕事だろう。
問題はこれを15時間労働の後、ラスト1時間でできるかどうかである。
仕事が終わったからといって安心はできない。
この状況で車を運転して帰るのである。
職員の中には夜勤明けで事故を起こしたという人が何人もいる。
幸い物損事故だけだそうだが、自分の体調を鑑みて明らかに無理そうなときは車の中で仮眠をとってから帰るという人もいた。
夜勤は過酷である。
さてストレッチの時間が近づいてきた。
朝まではまだ長い。