努力なしにQOLは上がらない
QOLとは
QOLとはクオリティ・オブ・ライフの略で、生活の質を意味する。
横文字大好き日本人の皆々様の中には聞いたことがある人もいるかもしれない。
俺視点でこの語を積極的に取り入れている業界は、医療、介護、看護である。
4chのゲームスレッドではよくQOLのワードが出てくる(2017年調べ)
日本のゲームをアゲるためによく用いられていた。
日本のゲームは海外のAAAタイトルと較べて予算が少ない(データ無し)し、CG技術が劣っているし、外国人のアクセスにオープンではないがQOLが高いということだ。
4chのゲームスレッドにおけるQOLとは、UIデザインを含むシステム面での動線、シナリオ、ビジュアルなどを意味していた。
要するに日本のゲームはアメリカ・EU圏の超大作よりも少ない予算で感動体験を提供しているということだ。
介護業界でも、利用者のQOL向上を目指すという意味でこの語がよく使われている。
意味としては直訳に等しく「生活の質向上」なのだが、英語の時点で特に業界を限定している言葉ではないし、日本語でも「質」という曖昧なワードを用いているため一体何を目指しているのか分からない。
まぁこの業界で大事なのは「やってる感」だけだからこれ以上は何も言わない。
QOLを上げる
毎日のルーティンの中で気分が落ち込んでいく。
毎日それなりに〝無難に〟過ごしているはずなのに、どんどんと気分が滅入っていく。
これがまさにQOL低下である。
QOL低下に到るまで続けていた生活スタイルをそのまま続行したとしても、改善されることは絶対にない。だから何が問題となっているのかを見つけ、改善する。これがPDCAサイクル。
本日のお品書き。
出勤午前6時5分。
仕事行ってくる
— キツツキ (@kitutuki232) May 14, 2023
退勤午後4時27分。
仕事終わり
— キツツキ (@kitutuki232) May 15, 2023
いつもの俺であれば、退勤後即買い物、帰宅後即料理、晩酌のルーティンだった。
これを繰り返してきた挙げ句ネガティブになっているのだから、今後何百年同じことをやっても同じ結果となる。そう直感した。
まず買い物には寄らない。直帰した。
すると玄関先で駆け寄ってくる飼い猫(2匹目)
もはや俺は常にGooglePixelを構えているから、駆け寄ってくる猫も撮れる。
この猫は車に轢かれているところを妹が拾ってきたやつだ。名前はクロ。
だから尻尾がちぎれてしまっている。
帰宅すると即風呂掃除。
お湯を溜めながら買い物に出かける。湯の管理は家族に任せる。
買い物を済ませた帰宅したのが午後5時22分、即入浴。
酒を飲んでいない状態で湯に浸かるのはおよそ3年ぶりだ。
コロナで療養所に強制収監されていたときも酒は飲まなかったが、シャワーのみだった。
芯から疲れがとれる気がする。かなり長湯したつもりだったが、風呂から上がったのは6時前だった。
腹が減っている。喉も乾いている。限界だ。
普段とは違った行動をとっているため、普段とは違う行動をとることにした。
体重計に乗る。カラカラ限界腹減り状態での体重、56.6Kg。
すぐに晩酌の準備に取り掛かった。
いつも通りのチリコンカンとバゲット、ハイボール。
これ少なく見えてひき肉300g、レッドキドニー3袋、マッシュルーム缶1つ使っている。バゲットはこのサイズが20枚ある。
これを食らうのだ……。
満足度高し。
普段ならこれを作ってやったあと風呂に入って寝る。順序を逆にしただけだ。
しかし満足度高し。
風呂がいいよ風呂が。
昭和親父は仕事から帰ってきて、まず風呂に入ってからビール飲んだじゃん。
理にかなっていたのだと思う。彼らは彼らなりにQOLの上げ方を心得ていたのだと思う。