28歳無職弱者男性の日記

29歳になりました

働くっすね

 

午前6時起床で煙草を買いに行き、モンスターエナジーとともに一服。

風呂に入りひげを剃り、風呂上がりに眉毛を整える。

タラソのヘアミルクで髪を整え、スーツについた猫の毛を取る。

朝飯にアロエヨーグルト。

大して美味くもないものをセブンイレブンブランドの無糖アールグレイで流し込む。

朝食後一服、デンタルリンスをして歯を磨きまた一服。

 

時刻は午前8時。面接までまだ時間がある。

そわそわして何も手につかない。

煙草の本数ばかりが増えていく。

匂いを指摘されても嫌なので、煙草は外で吸った。

出かける前にもう一度歯を磨く。

 

午前9時前には面接場所である介護施設に到着した。

面接官は事業所の所長と理事長だった。

どちらも初老の男性である。

俺の書いた履歴書を見て、面接官が空白期間について質問する。

俺の履歴書は自己紹介で書いた通り、最後に雇われで収入を得ていた時期はだいぶ昔になる。

それ以降の稼ぎも微々たるものだったので、親の扶養に入りっぱなしだった。

だからといって何もしていなかったわけではない。

いや、何もしていなかったのかもしれない。

 

少なくとも世間から見たら何もしていないも同然だった。

読んだ本の冊数で社会的地位が上がるのなら、俺は米国大統領になれる。

嘘をついても仕方がないので、俺はここに書いていることとほぼ同じことを語った。

夢を追っていたが諦めたこと。

それからは虚無感で何もしていなかったこと。

AI技術の進歩に興奮し、サブスク代を稼ぐため仕事を探し始めたこと。

 

面接官の男ふたりは、聞いているのか聞いていないのかわからない態度で頷いていた。

その後介護について800字で作文を書けというので書いた。

漢字をスマホで調べていいかと聞いたら、いいと返ってきた。

Chat gptで作ったとしてもこの人たちは気づかないだろうなと思いながら、真面目に書いた。

 

当たり障りのないことを当たり障りのないように書くのに時間はいらない。

俺は昔謎に燃えていた時期があり、1日感謝の10000字執筆を50万字分続けたことがある。

辛いのは4000字超えてからである。

その後もアフィブログで日に3000字は書いていた。

PVを気にせず書ける800字など10分で終わる。

 

平身低頭おべんちゃら満載、耳障りのいい言葉ばかりを並べた文章が完成した。

真意のあるかないか、素人にこの差は見抜けまい。

 

「いつから働こうと思っていますか」と面接官が言った。

「いつからでも」と俺は答える。

「この時間帯の勤務は無理ということはありますか」

「ありません」

「それでは夜勤も可能ですか」

「可能です」

「試用期間が3ヶ月ありますが大丈夫ですか」

「大丈夫です」

「それでは正規職員で採用ということでよろしいですか」

「大丈夫です」

 

自分で答えてから疑問に思った。

俺はパートの面接を受けていたはずだった。

夜勤ができると答えたのがまずかったらしい。

とにかくどんな質問も肯定していればいいだろうと何も考えずに答えていたのが仇となった。

4月1日からの出勤が決まった。

人生初の正社員である。

 

帰宅即 即自且対自

午前中には帰宅して、そこからLINEスタンプを作っていた。

明確に商用利用可にするためミッドジャーニーに課金して、馬鹿みたいに買って持て余していた有料フォントと、画像編集ソフトで作った。

ちなみにこの記事のトップ画像はBingで作った。

申請してからカラーモードがRGBではなかったことに気がついた。

 

色が反映されないから申請が却下されるのか、そもそも他の部分が利用規約に反していてダメか、もしくは運良く通るかはわからない。

とりあえず承認されたら、ご祝儀として4月1日に職場で配るつもりでいる。

作者も配布のためには購入しないといけないというのが意味不明だが。

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