三十にして立つ
有言実行
昨日書いた通り、休日に家で無給仕事をしていた。
因子分析について調べていたけれど、一朝一夕でできるものではないことがわかった。
時間とやる気があれば引き続き調べてやるかもしれない。
気力が尽きたらテキトーに相関図かなんかを出力してお茶を濁す。
どうせ数値の意味を細々書いたって誰も見ないんだからヘーキ。
この年齢まで生きてきて、自宅のPCにOffice製品を入れたのは初めてである。
今はMicrosoft365と呼ぶらしいということも一昨日知った。
職場で使っていて、家でも何か作るよう定期的に命じられるならあったほうがいいと思うが、個人的にガンガン使うようなものでもない。
しかし使ってみると意外と面白く、また〝大人たち〟が言っている意味もわかった。
関数がどうとかセル統合するなとかそういうことだ。
どうせ俺しか触らないファイルだから凝った風に作りたかったが、エクセル初日の俺にはこれが限界だった。
必要なのはこの表じゃなくて中身が入ったあとのグラフだからと言い訳をしつつ、作成にかかったのが3時間。
これなら手書きしたほうが早い。
プロのようにゴリゴリ動かせるのにどれくらいかかるだろう。
そしてその頃まで俺はMicrosoft365をサブスクしているだろうか。
でもCopilot来たら無敵だから。
早く来てくれよもう何年も前に書かれたブログのリンク切れ画像とにらめっこしながら打ち込みたくないよ。
タスクはまだ終わっていない
エクセルいじって時間を無駄にしたあと、昼食に冷凍たこ焼きを食べた。
Microsoft365にかけた金分は節約しなければならない。
弱者男性であり情報弱者でもある俺は、Copilotがもう使えるものだとばかり思っていた。
だからこんなに急いでサブスクしたのだが、実際はまだリリースされていなかった。
アホである。
次は研修資料を作らなければならないが、これも「自動でパワポ作ってくれるならすぐできるじゃん。デザインを自分で微調整するだけだから午前中だけで余裕」と思っていた昨日の俺を殴りたい。
加えて注意喚起のための掲示物も作らなければならない。
俺にとって休日の16時というのは酒を飲む時間なので酒を飲むことにする。
もう知らん。
たぶん研修資料まではできる。
あとのことは明日の俺に任せる。
昨日も書いたが、これを業務時間内にやれる時間を作るのが上の仕事ではないかと思うのだが、俺が少し無職でいる間に常識というやつが180度変わってしまった可能性が高い。
現実逃避でいろいろと使えそうなソフトを調べていたら、懐かしのATOKに出会った。
高校生の時にバイト代で買い切り版を買ったことがある。
その後Google 日本語入力で事足りると思って使わなくなったのだが、今こうしてまた文章を書く機会が増えると、また使いたくなってきた。
今は年間7,900円のサブスク製品となっている。
そしてなんだかんだDeepL Proもほしい。
当然未だにAdobeCCもほしい。
個人が拡張されていく時代
「金があれば」という枕詞がつくが、個人でできることの範囲がどんどんと広がっている。
AIの補佐で今までできなかったことができるようになっていくのは快感である。
ネックは無料ではないことだけだ。
俺は開発側ではなく顧客側なので金を支払い続けなければならないが、それが可能なのは独身でこどおじだからだと思う。
賃貸のサブスク代月5万払っていたら余裕などない。
「三十にして立つ」という言葉がある。
俺はブランクがあるから、本来は三十で立てるはずもない男である。
高卒なら12年、大卒なら8年かけてようやく立つからだ。
しかし俺は立てる気がする。
競争率の高い都会なら無理だが、田舎なら、立てる。
俺はAIの力を借りて、だいたい12.5倍くらいの仕事をこなして立つ。
立ってみせようと思う。